2018.10.10
犬山のフォトスタジオ「ケセラセラ」ホームページ制作
犬山にオープンしたフォトスタジオ、ケセラセラさんのホームページを制作いたしました。
築50年のビルを改装したアンティークな雰囲気のスタジオです。
ところでわたしは写真を撮られるのが苦手。
でも写真を撮るのは好き。
そして写真を見るのも好き。
雑誌をめくっていて、自分が好きな感じの写真を目にすると手が止まる。
わたしの中で、好きな写真のテイストが確かにあるのだけど、その定義が自分でもわからなかった。
レトロとかフィルムっぽいとかそんなんじゃなくて…なんだろう。
ケセラセラさんを紹介してくださった常滑のフォトスタジオさんが、矢島さん(ケセラセラ オーナー)が撮る写真のことを
「生温かい写真」と表現していた。
ああ、わたしの好きな写真て生温かい写真なんだ、と思った。
矢島さんはこんな方↓↓(インスタの投稿より)
「僕が思う良い写真とは、撮影者と被写体との間に愛を感じる写真
.
被写体が人でなく、物や風景であっても
.
親が撮る子供の写真や、恋人同士、友達同士であれば、無条件に愛を感じる
.
写真の上手下手という話ではなく
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僕はずっとそれを追い求めています
.
被写体がどういう人間で、どういう癖があって、どんなシーンで感情が動くのか
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それを感じるには、時間が必要
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だから時間が許してくれるなら、出来るだけ長く、被写体と一緒にいたいと思う
.
撮影する事を仕事にしている僕には、作業効率が悪すぎるかもしれないけど、それが僕のスタイル
.
撮影させて頂く相手への礼儀だと思ってます
.
効率よくキレイな写真を残せるスタジオはたくさんあるけど、僕は僕なりの思いで、このスタジオをやっていこうと思います」
と、こんな思いで撮られた写真。
パソコンやタブレットをお持ちの方はぜひ大きな画面でご覧ください。
写真のことをもう少し。
うちは写真館で撮った家族写真はないのだけど、上の写真は母が撮ったわたしと父の写真で、わたしのいちばん好きな写真。母は構図なんてまったく気にしてないし、ただただわたしと父の楽しい瞬間を捉えようとしている。背景が斜めになってるから、慌ててシャッターを押したのかも。
上の2枚は父が撮った写真。父の写真はいつもわたしの顔がど真ん中にある。それだけでも父の感情が読み取れる。
写真は記憶を辿るための手段。スマホで気軽に撮るのもいいけど、やっぱり、とっておきの一枚を残したいなと思う。
たまにはプロにお願いしたりもしてね。