2024.01.27

娘のアタマんなか

娘は小さいころから本を読むのとお絵描きが好き。
小4になってもそれは変わらないようです。
そんなふうになったのには、生まれたときから
家にテレビがないこともやはり影響しているかなと思います。

最近の娘のオリジナル画を一挙掲載。
ぜひ拡大して細かいところも楽しんでください!

女の子を描くのが好きなお年頃。服のデザインもすべて自分で考えてるよ。

↑わたしが娘に、いつかふたりで海外旅行行ってみたいね〜と言ったらささっとこんなん描いてくれた。ロンドンを歩いてるイメージ。

↑右のテーブルのおばさんのほっこりな表情が個人的にツボ。
薬草クッキーも売ってるよ。

↑なんでこんなん描けるん?アタマん中どうなってるん??


↓↑こういうシンプルなの、きゅんとするゼ。

↓学校の休み時間に描いたよ。かわいいゼ。

↓小2のころから書いてるファッションアイデアBOOKも3冊目に突入。

↑うちの食器棚のグラスを見てたらイメージが浮かんだらしい。

↑今年のカレンダーは娘オリジナル。「リリちゃんカレンダー」

↑わたしが作った人形(リリちゃん)をキャラクター化した。

わたしの手帳に手芸のイメージで絵を描いてとオーダーしたらこんなん描いてくれた。

社会見学の新聞を書いたよ。娘はインフルでいけなかったけど、わたしの運転で後日、美濃和紙会館まで連れて行った。行ってよかったよね。

うちは娘が小さいころ、家に「あいうえお表」を貼ったことがなく、字もまったく教えなかった。字を早くに覚えてしまうと、絵本をみるとき、絵より字に目がいってしまうと思ったから。字よりもまず絵を見ることを楽しんでほしかったから、字を覚えるのは極力遅いほうがいいと考えた。字なんてほっといたっていつかは覚えちゃうものだしね。

きれいに書いてほしいと思ったこともない。小学生のうちから大人の字みたいに、引くぐらい字のうまい子を見ると、すごいなって思うけどなんだか少しさみしい気持ちになる。親のプレッシャーを感じるっていうか、、

娘は娘らしい字を丁寧に書いてる。絵も字もそうだけど、すっごいうまい子より子供らしさが残ってるほうが好きだ(今はもう他校に移動された先生だけど「読みたくなる字ですね」って言われたことがあるよ。そういうのうれしいね)

いいね〜。生み出してるね〜。

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さあ…ここから地獄のドロドロ学校バナシだよ。

娘は水木だけおやすみ学園というフリースクールに行き始めた。
まあその前から学校はちょこちょこ休んでたけどね。
理由は授業がつまんない(特に算数2時間連続は地獄!といってる子は娘だけではない)のと、娘の授業に関わってる先生は厳しすぎる先生(1月に育休復帰した現担任のことじゃないよ)が多いから。
娘はこれまで怒られたことはないんだけど、他の子が呼び出されて怒られて泣いている様子に心を痛めている。理由も娘から聞くと全然怒るようなことじゃないんだよ。K-C-teacher、「やる気あるのか!」って小4女子にはきついよ!そりゃ泣いちゃうよ。こないだは男の子3人が社会で作った新聞にマークみたいなのを描いたらkc室に呼び出され、そのうちのひとりが集中的に怒られて、泣いて教室に戻ってきたんだって。娘によればその子はムードメーカー的存在のひとりでおもしろい子なんだって。かわいそうに。どうなってんの?ちょっと注意するくらいじゃ泣かないよね。kc室に呼び出されるだけでも怖いだろうに。kc室なんか入らんし!

4月、4年生になり担任が変わって、娘が疲れた顔して帰ってきたので聞いてみた。
「○○先生(担任)どう?」と聞くと
「なんかうまく言えんけど、プレッシャーがすごい…」
小学4年生の口からプレッシャーという言葉を聞いてちょっと心配になった。(まあ、女子をたくさん泣かせてきた先生だから無理もないわな。70歳の超ベテランが女の子泣かせるってどうなの?)
4月いきなり校庭の端と端で声が届くかどうかの「声出し練習」もさせられて、声枯れもひどかったよね。
(学校ってもともと徴兵制、国民国家という概念を作るために作り出された教育制度だそうだけど、このAI時代にまだ軍隊式持ち込む??)


(こないだお友達と揖斐高原にソリ滑り行ったときのようす)

でもK-C-teacherは娘の絵を見て「あんたはほんとに絵がうまいなあ」とほめてくれる面もあるんだよね(波がはげしすぎる)
娘は好きな女性の先生には自分から声をかけておしゃべりもする。
小学校のお友達とも楽しくやってる。
(フリースクールに行くと言ったら、さみしいと言ってくれる女の子もいた)男の子もやさしい子が多くて、娘のこともいろいろ助けてくれる。そんなふうに楽しい部分もあるだろうから、おやすみ学園と小学校の二拠点生活って感じでいいんじゃない?笑

娘は要領いいほうだし、心も強い。
だから「明日休みたいな〜」と言った時、もしわたしが普通に“行かなきゃだめだよオーラ”を出せば、渋々ながらも学校に行ってたと思う。
けどそれにしてはちょっと置かれてる状況が厳しすぎると思った。ほかの学校や、自分たちの子供のころと比べても。
だからうちはその「休みたい気持ち」を尊重することにしました。

先生に伝えたことで良くなったこともあったから、冷静に丁寧に伝えてよかったと思う。もうこれ以上話すことはありません。こちらは違うタイムラインを生きていきます笑 もう学校のことを書くのもこれで最後でしょう。

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先生が叱ったくらいで、子供の個性が潰れるとは思わない。跳ね返す力も持ってる。ゲームでもやって習い事で忙しくしてれば、嫌なことも忘れてまた次の日には学校へ行くでしょう。大人と違ってそれくらい子供は切り替えが早い。
でも…でもさ、一日の大半を先生に怒られないようにしてやり過ごす。
そんなのもったいなくない??
親や先生に怒られない術を身につけて、それが当たり前になるころには“大人に都合の「いい子」”のベースが出来上がっちゃってるかもよ!?

おやすみ学園はめちゃくちゃ楽しいらしい。
娘はおやすみ学園に行くと元気がもらえると言っていた。小学校のほうも、週の中2日がおやすみ学園だと思えば、授業も今までよりは軽い気持ちで受けられると言っていた。ほんとに気持ちが軽くなったみたいで、最近ますます元気になったよねと夫婦で話している。近くにいいところがあってよかった。

こないだはみんなで皮細工のがまぐちを作ったんだけど(わたしの分まで作ってくれた)それだって気が乗らなければやらなくてもいい。ひとりで読書してたってOK。そんなふうにおやすみ学園は「個」を最大限尊重してくれる場所。(来週はおやすみ学園で揖斐高原にソリ滑りに行くよ!)
もし小学校という場所が、読書が好きな子、嫌いな子、算数が得意な子、苦手な子、いろんな子がいていいよ!と子供たちの意思を尊重してくれるやさしいところだったらどんなに楽か。そしたら読書感想文なんかもなくなるだろうしね笑(五味太郎さんが読書感想文なんてなくていいと言ってたよ)

大人になってもそれなりに楽しいことはあるけれど、10代20代のパワー溢れるこの時期にしかできないことがあると思う。娘には、思いっきりふざけて、遊んで、たくさん笑っていてほしい。そしてイノベイションを重ね、QOL(クオリティ オブ ライフ)を高めていってほしい。たとえそれが主婦業であろうとも!
(いやむしろ家事育児こそ、やり方次第では最高にクリエイティブ!)

この動画、たまに観たくなるんだよね。“いい子っていうのは、大人に都合のいい子ではない”

逮捕歴はあるけど、東大中退ってちょっとかっこいいよね笑 「最終学歴? あ、東大中退です」って言ってみたいわ〜。